奄美市名瀬でリニューアルされた公園のご紹介Part2
執筆：sunママ（まーじんママライター）
うがみんしょーらん！ママライターのsunママです。
お天気のいい日は、少しの時間でも子どもたちと外で遊べたらいいですよね。
だけど、遠くの公園に行く時間はない…。
そんな時に頼りになるのが、近所の公園！
大人には小さく感じるかもしれませんが、子どもにとってはパラダイス！子どもは大喜びでしょう。
そこで今回は、奄美市名瀬のリニューアルされた公園紹介の第2段として、ひらた一号公園とあさひ公園をご紹介します！
遊具がリニューアル！ひらた一号公園
1つ目にご紹介するのは、奄美市名瀬平田町にある「ひらた一号公園」です。
ひらた一号公園は、老朽化した遊具を一新してリニューアルした公園です。
近くに名瀬聖母幼稚園があるので、幼稚園帰りの子どもたちでも賑わっています。
リニューアルを担当した奄美市役所都市整備課の方にお聞きした、リニューアルのポイントは以下の3つです。
①幼稚園の年齢層が使うことに配慮し、対象年齢3歳からの遊具を設置。
②遊具を高台に設置し、広場とすみ分け。
③木々に囲まれ暗い印象だったので、木の本数を減らし明るい印象の公園へ。
新しくなって、防犯面でも安心して公園を使用できるようになったのは、ありがたいですね。
公園遊具設備のご紹介
ひらた一号公園は、入口周辺は広場のようになっていて、奥に遊具1つとブランコがあります。入って右手にはトイレもあります。
実際に子どもたちと行ってきましたので、詳しくご紹介します！
小さい子でも安心な高さの遊具
リニューアルされた遊具です。
前述したように、幼稚園に通っている小さなお子さんでも遊べる、対象年齢3歳からの遊具です。
以前は、木製の遊具でしたが強化プラスチック製のカラフルな遊具になりました。自然な木の風合いもいいですが、カラフルな遊具は公園を明るい印象にしてくれますね。遊具の壁面には、手で回して遊ぶおもちゃも付いています。
形や傾斜の違うすべり台が3種類付いていて、成長発達の違いに合わせて遊べます。
また、遊具の左右前後にはさまざまなアスレチックが付いています。
例えば、手と足を交互に使いながらのぼるネットやのぼり棒のような遊具がありました。
どれもそれほど高さはないので、チャレンジしたい！と思った3～4歳のお子さんでも挑戦しやすい遊具です。
年齢が上がっても楽しいブランコ
小さい遊具はもう退屈かな…と思うような小学生でも、ブランコは別！ビュンビュン気持ちよさそうに風を切って漕ぐことができます。自分で鎖が持てない年齢のお子さまは保護者の方と一緒に乗ってもいいですね。ゆっくり揺らしながら、空を眺めるのもいいですよ！
トイレ設備
お出かけで困ることの一つがトイレではないでしょうか。
ひらた一号公園は、入口の右手にトイレがあります。
私は子どもを連れて公園に行ったときに和式しかなくて困った覚えがあります。
ひらた一号公園は通常のトイレは和式と男性小便器ですが、身障者用トイレは洋式なので、和式は無理！というお子さんでも安心です！
ベビーカーや車椅子も楽々のスロープ
ひらた一号公園は道路から少し上がったところにあります。
入口は、階段の隣にスロープが付いているので、ベビーカーや車椅子を使用している場合でも、楽に公園へ入ることができます。
日陰でゆっくりできる休憩スペース
屋根付きの休憩スペースもあります。お子さんを見ながら、ちょっと一息。ママもホッとできますね。
そばに水道もあるので、手を洗ってのお弁当タイムもいいですよ。お天気のいい日にお弁当を持って少しおでかけというときにも丁度いい休憩スペースです。
【基本情報】
ひらた一号公園
■所在地：奄美市名瀬平田町1063番
■駐車場：なし
■トイレ：有
公園全体、大規模リニューアル！あさひ公園
2つ目にご紹介するのは、奄美市名瀬伊津部町にある「あさひ公園」です。
住宅や商店が並ぶ区画に昔からある公園を、自治会の声を反映させて、H30年4月に大規模リニューアルしたそうです。
昔から、地域の憩いの場となっていたあさひ公園。
以前は公園の周りをガジュマルの木が囲んでいて、暑い日差しをしのぐには最適でしたが、少し暗い印象でした。
しかし、リニューアル後はその姿が一変！明るくて立ち寄りやすい雰囲気！
取材に訪れたこの日も、たくさんの家族連れで賑わっていました。
リニューアルを担当した奄美市役所都市整備課の方にお聞きしたところ、自治会の皆さんからの意見を反映させたリニューアルポイントは以下の2つです。
①遊具エリアを高い位置にし、広場とのすみ分け。
②公園を囲っていた樹木を減らし、明るい印象に。
色々な配慮のもと、自治会の方々の意見が反映され、利用する方々が増えたとのこと。ありがたいですね！
リニューアル遊具
公園の遊具エリアに入ってパッと目に留まるのが、カラフルな遊具です。
対象年齢は3～12歳で、すべり台が2種類付いています。ネットをよじ登るところや、ロッククライミングもありました。
階段が切り株のようになっていて、見た目も可愛く、面積も広いので小さな子でもハイハイしてのぼれそうです。
遊具の高さはそれほど高くないので、就学前の小さなお子さまでも遊びやすいのがいいですね！
遊具の前には、船の形のかっこいいスプリング遊具もあります。つかまるところがしっかりしていて、安定感があります。
乗って揺らして6歳の息子も楽しんでいました。
遊具から少し離れた場所にブランコがあります。補助イス付きが1つ、通常のブランコが2つです。
公園で人気のブランコは、順番待ちをしながらみんなが仲良く利用していました。
小さい子でも安心して乗れる補助付きブランコは、対象年齢が3～6歳。
小さいお子さんでも一人で乗れるとあって、まだ自分でブランコがこげない小さなお子さんが、何度も乗りたい！とお願いする可愛い姿も見られました。
ブランコの前には鉄棒があります。
高さが3種類に分かれていて、子どもたちは、背の高さややりたい鉄棒の技によって、使い分けていました。学校の体育で鉄棒の授業もがあるので、鉄棒練習をするのにも使えますね！
すみ分けされた広場
遊具エリアの隣、少し下りたところが広場エリアです。
公園はボールの使用が禁止されているのでサッカーなどはできませんが、鬼ごっこや体を動かしたりと、走り回りたい時にピッタリ！
取材した日も、お父さんと追いかけっこを楽しむ子どもたちの声が、広場に響いていました。
公園設備
あさひ公園の公園設備についてご紹介します。
屋根付き休憩スペース
遊具エリアに、屋根付きの休憩スペース2ヶ所があります。
階段を上がったところにあるので、遊具エリアの子どもを見守りながらも、広場エリアを見守りながらも、休憩してホッと一息つくことができますよ。
近くに水道もあります。お弁当を持っての青空ランチもいいですよ。ずっと家でのランチが飽きたなーという時におすすめです。
トイレ
トイレは、遊具エリアの横にあります。
男女別になっていて洋式トイレもありましたので、和式が苦手！というお子さんがいても安心です。
安心見守り「まさの売店」さん
公園の道を挟んだお隣にある、伊津部町で60年以上続くお米屋さん「まさの売店」。店内では、飲み物やお菓子、おにぎりなどを販売しているので、おやつを持って来ていない！といった時もすぐに買いに行けるのでとても便利ですよ。
まさの売店さんは、公園リニューアル前から見守りのお店として、公園を見守ってくださっています。
まさの売店さんにお話をうかがうと、
「リニューアルしてから地域が明るくなり、公園の利用者がとても増えました。早朝からリハビリ代わりに公園をお散歩する方や、保育園のお散歩コースになることもしばしば。平日の放課後は、中高生のおしゃべりする姿も見られますよ。」とのこと。
利用者の年齢層も幅広くなり、小さいお子さん連れから高齢者まで利用しやすくなったことがよくわかりました。
また、自治会の皆さんで公園の草取りをしたり、何かあれば声を掛け合って対処してくださっているとのこと。
公園を安心して利用できるのは、リニューアルだけでなくしっかりした地域の繋がりや温かさのおかげだと、お話を聞いて心がほっこり温かくなりました。
公園で遊ぶときのお約束
奄美市の公園には、上の画像のような看板が設置されています。
これは、奄美市の「公園利用のきまり」です。
公園リニューアルを担当された奄美市役所都市整備課の皆さんから、メッセージをいただきました！
「子どもたちが遊ぶ声は地域を明るくします。パパママは天気の良い日はお子さんを近所の公園に連れ出して、元気いっぱい遊ばせて下さい。また、子どもたちはお互い譲り合いながら利用しましょう。
なお、主に中・高生ですが、ボール遊びをして近所の家や車を壊す事例が発生しています。保護者の方は、お子さんが禁止行為で遊んだり、夜間の利用は行わないようお声かけをお願いします。
新型コロナ対策をしっかり行ってご利用下さい。利用の多い時間帯は避け、遊んだ後は手洗い・うがいを行うようお願いします。」
地域のみんなが気持ちよく公園利用できるように、ルールを守って遊びましょう！
【基本情報】
■あさひ公園
所在地：奄美市名瀬伊津部町18番
駐車場：なし
トイレ：有
【公園利用をしていて困ったときの連絡先】
■ひらた一号公園・あさひ公園共通
【担当課】奄美市役所都市整備課 0997-52-1111（内線5456）
【指定管理】（一財）奄美市開発公社 0997-54-1211 ※利用や修繕等
