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パパママコラム ときどきケンムン

地域ぐるみで子育てを応援するサポートシステム「かごしま子育て支援パスポート」

執筆:さっちゃん (まーじんママライター)

毎日の子育てお疲れ様です。私もママになって早9ヵ月。奄美での子育てにも慣れてきて、地域ならではの子育て情報を、お得に、便利に活用しようと過ごしています。

そこで注目しているのが、「子育て支援パスポート」!みなさん、ご存知でしょうか。

パスポートの提示でお店や事業所などから各種割引やミルクのお湯、お店のサンプル品をもらえる優待サービスが受けられるなど、お得な制度です。知らなかった!という方はこの記事で登録の仕方までご案内しますので、ぜひ確認してみてくださいね~!

この記事の構成はつぎのようになります。

・子育て支援パスポートってなぁに?
・【実体験】市役所でカード発行してきました!

・【ナビ】スマホ・パソコンでもパスポート作れます

 

子育て支援パスポートってなぁに

少子化が進行する中、地域が一体となって子育て家庭を応援し、子どもを産みたい人が、安心して子どもを産み育てやすい環境づくりを進める必要があります。 奄美市でも、地域全体で子育て家庭を支援する機運の醸成や子育て家庭の負担感の軽減を目的として「かごしま子育て支援パスポート事業」に取り組んでいます。(奄美市HPより引用)

「子育て支援パスポート」について奄美市ホームページで検索してみました。地域のみんなで子育て世帯を応援してくれる…!
孤独になりがちな子育て中ですが、地域全体での取り組みだということで、なんだかあたたかい制度だなぁと感じました。


協賛店の輪は全国区!どこでも使えるのです


なんと、奄美市や鹿児島県内だけでなく、全国の協賛店でもサービスを受けられるんですよ。

旅行先や帰省時にも利用できるのはありがたいですよね。私もIターン者なので、忘れずに持ち歩いて利用したいですね。

ただし、県外で利用する場合は「全国共通ロゴマークシール」の貼ってあるパスポートが必要です。(下記赤点線枠)

 

また、都道府県や協賛店舗によって対象世帯、サービス内容、店頭における本人確認方法、パスポートの形態が異なります。詳しくは内閣府のHPをご覧くださいね。

いろいろ調べてみて、やっぱり便利!ほしい!という気持ちが高まってきましたので、早速パスポート発行をしてもらうべく、奄美市役所へ向かいました。

 

【実体験】市役所でパスポート発行してきました

向かったのは、奄美市役所保健福祉部福祉政策課。

市役所の受付で番号札をいただき、ドキドキで順番待ち。対応していただいた担当の方に、「子育て支援パスポートを発行したいのですが、、、」とお願いすると、すぐに手続きを進めてくれました。

 

子育て支援パスポートの簡単発行手順

①所定の用紙に以下を記入する。※印鑑など不要

・住所
・生年月日
・電話番号orメールアドレス

②その場で担当の方が確認し、問題なければすぐにパスポートが発行されて持ち帰れる。

以上。

とっても簡単&スピーディーです。


役所での発行の場合、その地域での居住が条件となりますので、奄美市内在住の方のみが対象となります。でも市役所で登録する場合は、住所と名前で住民票の確認もその場でできるので、身分証の提示も不要なのがうれしいですね。

 

ついでに子育て相談までして帰宅

 

ということで、パスポート発行は簡単スピーディーに終わることができました。

また、パスポートの手続きをしながら、保健師さん・助産師さんや課の方と子育てについてお話することができたのもうれしかったです!

普段は子どもと家にいることが多く、スッピンメガネにパジャマで1日を終えることもある私…。

妊娠中や子育て中はなんとなく家に引きこもりがちになっていたのですが、市役所に行くとなると化粧してピアスなんかつけたりして。
帰りは寄り道しよう〜!とテンションがあがり良い気分転換になりました。

「そうは言っても、赤ちゃんを連れて書類を書くのは大変…」という方は、もっとスピーディーに手続きを完了させる方法も。

ご自宅で申請書を印刷し、記入してから市役所へ持って行ってもOK。そうするともっと早く手続き完了できますね。

 

【ナビ】スマホ・パソコンでもパスポート発行できます

 

簡単スピーディーな市役所での発行の方法をご紹介しましたが、実は市役所に行かずともWEBで発行することができます。

スマホでもできるので、場所や時間を気にする必要がありません。

デジタルパスポート発行の手続きは、鹿児島県の子育て支援パスポートサイト「kosop」(コソパ)で行います。以下2つの方法があります。

 

【WEBでの発行方法】

kosopaのサイトより空メールを送信
→申請用のメールが届きます※「@kosopa.pref.kagoshima.jp」と、URL付きメールを受信可能設定にしてください
→メールに記載されたURLをクリック
→kosopaの新規登録ページでお子さんの生年月日、居住地、パスワードなどを記入して送信
→登録完了。パスポート画像が出るので、スマホかパソコンに保存して使用する

市役所での手続き同様、所要時間2〜5分ととても簡単です。
いつでもどこでも登録できるのはとても助かりますよね!

既にカードパスポートをお持ちで、デジタルパスポートのほうが便利だと思った方も取得していただけますよ。

スマートフォンを所有していない場合は、パソコンで登録することも可能。
パスポートの画像をダウンロードし、プリントアウトすることで提示可能です。
スマートフォンの画面を提示するのはちょっと…という方も、印刷をしてもいいかと思います。

 

まとめ

市役所・スマホでの手続きがどちらも簡単だということがお分かりいただけたでしょうか。知らなければ受けることが出来ない割引やサービスがあるのはもちろん、このパスポートを持つことで「どんな施設で使えるのかな?こんな施設があるんだ!」と奄美の新しい発見にも繋がると思います。

奄美市内の協賛店舗の検索は、まーじん子育て応援団の冊子で探せます。
また、まーじん子育て応援団のホームページから検索すれば、簡単で最新の情報が得られますよ。

お子様がいるとお出かけが億劫になってしまいがちですが、いろんな場所へ行ってお子さまとの思い出を作ったりお母さん自身の気分転換になるかもしれません。

これを機会にパスポートをゲットしてみてはいかがでしょうか。

※数年前にパスポートを取得された方は、マークの種類が異なります(鹿児島県のマークが白色)ので注意してください。
古いパスポートは裏に「有効期限は平成27年3月31日」の記載があります。このパスポートをお持ちの方は、新しいパスポートに切り替えが必要です。
※ 既にお持ちの方は、お手元のパスポートをご確認ください。(2019年10月現在はカード・デジタルパスポートともに印字されています)

【問い合わせ先】
・名瀬総合支所保健福祉部福祉政策課
  所在地:〒894-8555 奄美市名瀬幸町25-8
  電話番号:0997-52-1160

・住用総合支所市民福祉課
  連絡先:〒894-1292 奄美市住用町西仲間65
  電話番号:0997-69-2111

・笠利総合支所いきいき健康課
  連絡先:〒894-0595 奄美市笠利町金久45
  電話番号:0997-63-2299

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さっちゃん

奄美大島に惚れ込んで兵庫県から移住してきました。しまんちゅと結婚し、子どもにも恵まれ新米ママとして奮闘中です。 初めての子育てで私自身分からない事ばかりですが、島での子育ての身近な情報や役に立つ情報などお伝えしていきます!

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