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奄美図書館の「おはなし会」は0歳児から参加可能!言葉のシャワーを浴びる30分間

執筆:くもん ともこ (まーじんママライター)

【※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、施設の利用、おはなし会開催に変更がある場合があります。詳しくは、奄美図書館までお問い合わせください。】
 

「絵本を読み聞かせしたいけど、どうしたらいいかわからない…」とか「家にある絵本は読み飽きてしまった…」なんて思うことありませんか?

そんなとき、とっても居心地のいい県立奄美図書館に足を運んでみてはいかがでしょうか?

子どもも大人も楽しめる「おはなし会」が毎週水曜日に開かれています。

図書館の豊富な蔵書の中から選りすぐったおはなしを、読み聞かせしてもらえますよ。

今回は、奄美図書館の「おはなし会」をご紹介します!

おはなし会は0歳児からOK!

おはなし会は、図書館職員やボランティアの方が子どもたちに、絵本や紙芝居などを読み聞かせする会です。「おはなしの森」という名前で、時間は毎週水曜日の午後3時半から午後4時まで。0歳児から参加可能です。

おはなし会のプログラムを作成するのは、読み聞かせをする図書館職員やボランティアの皆さん。奄美図書館の読み聞かせ活動の始まりは、なんと平成元年。30年以上続く息の長い活動です。

季節や食べ物、動物など、毎回異なるテーマを決めて、何度も話し合いながら、絵本や手遊び歌を選び、組み合わせていくそうです。

会場は、1階の「おはなしのへや」。

靴を脱いで上がるカーペット敷きの小部屋なので、小さな子どもがハイハイしたり、寝転んだりしても大丈夫です。

予約や申し込みは不要で、参加は誰でも自由。親子だけでなく、「これから生まれてくる子どものために」と、妊婦さん1人での参加もあるそうです。

子どもたちは「おはなしの森」が大好き!

ある日の「おはなしの森」の様子をご紹介します。

始まりの合図は「♪はじまるよ~」の手遊び歌

開始時刻に合わせて一組、また一組、子どもたちと保護者の皆さんが集まってきます。

おはなしのへやでくつろぎながら、おしゃべりしたり、思い思いに動き回ったりと、リラックスした雰囲気です。

午後3時半「♪はじまるよ~」の手遊び歌で、おはなしの森がスタート。

すると、部屋のあちこちで遊んでいた子どもたちが、自ら進んで保護者の近くに戻り、おはなしを聞く準備を始めます!

はじめは、短い簡単なおはなしからです。子どもたちひとりひとりに語りかけるように、優しく丁寧に読み聞かせします。

じっと耳を傾ける子、絵本の近くに寄って行く子。

みんな自分のペースでおはなしに聞き入っていました。

あっという間の30分!

始まりから10分ほどすると、それまでおはなしに聞き入っていた子どもたちが、なんだかそわそわ…。

すると、さりげなく手遊び歌にチェンジ。

親子で一緒に歌を歌ったり、身体を動かしたりしてリフレッシュします。

子どもたちが落ち着いたら、また読み聞かせの時間。

手遊び歌やスキンシップが入ることで小さなお子さんも飽きることなく、おはなしを楽しんでいます。

おはなし会の後半には、少し年齢の高いお友達に合わせて、文字が多くて長めの絵本も。

最後は、「さよならあんころ餅」の手遊び歌で終了です。

この日は0歳から幼稚園児くらいの子どもを含む、10組程の親子が参加し、読んだ絵本は8冊。盛りだくさんの30分でした。

言葉のシャワーを浴びせよう

言葉を聞いて覚える子どもにとって、おはなし会は「言葉のシャワー」を浴びる絶好の機会。

さまざまな絵本を通して、言葉をどんどん吸収していきます。

小さい頃におはなしをたくさん聞いて育った子どもは、小学生になっても本をよく読む傾向もあるそうですよ。

また、子どもにとっても大人にとっても、読み聞かせはコミュニケーションのツールになります。

例えば、絵本について子どもが「あれなぁに?」と聞き、保護者が「あれは〇〇だよ。」と答えるなど自然に会話が生まれていました。

おはなし会の後には、保護者同士で子育てについて情報交換をする場面も。

おはなし会の後、参加された皆さんがにこやかな表情で帰っていく姿はとても印象的でした。

参加者にはリピーターも多いと聞きましたが、納得です。

設備も充実◎居心地のよい図書館

おはなし会が開かれる奄美図書館は、昭和33年に鹿児島県立図書館の奄美分館として発足。

平成21年4月23日に鹿児島県立奄美図書館として現在の場所に移転、オープンし、令和元年で10周年を迎えました。

図書館内はバリアフリーになっており、ベビーカーでも楽に移動できます。

館内も子ども連れに役立つ設備が充実していて快適です。

授乳室(給湯器あり)、おむつ交換台、ベビーチェア付きトイレ、お子さま専用トイレといった設備があります。

奄美図書館には、23万冊の本があり、1階の児童閲覧室と、2階・3階の一般閲覧室に分かれています。

児童閲覧室は、絵本や子ども向けの本が豊富です。主に子ども連れの来館者や小学生に利用されています。

おはなし会が、いろんな本との出会いのきっかけになるかもしれませんね。

まとめ

奄美図書館では、毎週水曜日におはなし会「おはなしの森」が開催され、たくさんの子どもたちで賑わっています。

・曜日:毎週水曜日
・時間:15:30~16:00
・場所:1Fおはなしの部屋
・参加費:無料
・予約:不要
・対象年齢:0歳児~どなたでも

図書館内はバリアフリーで、授乳室やおむつ交換台など、子ども連れに役立つ設備が充実。小さな子ども連れでも利用しやすく、居心地もよい、おすすめの外出先です。

子育てに、とてもお役立ちなおはなし会。

今度の水曜日は、県立奄美図書館へ足を運んでみませんか?

【基本情報】 

「おはなしの森」(おはなし会)

【会場】  鹿児島県立奄美図書館 1階「おはなしのへや」
【所在地】 奄美市名瀬古田町1番1号
【開館時間】火曜日~土曜日 9:00~19:00、日曜日・祝日 9:00~17:00
       おはなしの森は、毎週水曜日 15:30~16:00
【休館】  月曜(祝日の場合は開館、翌日休館)
      毎月25日、12/31-1/2、特別整理期間2/4-2/14
【駐車場】 37台
【TEL】  0997-52-0244
【FAX】  0997-52-9634

  奄美図書館公式ホームページ

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くもん ともこ

奄美暮らしは10年目、母親歴は7年目を迎えます。小学校に通う男児の母です。趣味は家庭菜園とバドミントン。体を動かすと頭もスッキリするような気がします。ストレス解消にもちょうどいいです。 子どもに訪れる「マイブーム」に付き合ううち、工事車両、蒸気機関車、鉄道、恐竜にちょっぴり詳しくなりました。

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