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赤ちゃんから高齢者まで!名瀬の憩いの場、港町児童センター

執筆:sunママ(まーじんママライター)

雨や風が強くてお外はちょっと…。お友だちと自由に室内遊びができたら…。

室内で遊ばせたいけど、家では狭いし、子どももいつも家では飽きてしまうことがありますよね。

こんなとき、皆さんは子どもを連れてどこへ遊びに出かけていますか?

そんなときの強い味方が名瀬(なぜ)市街地にある「港町児童センター」。

今回は、「港町児童センター」の施設のようすや、子育て支援活動の「わくわくひろば」について取材してきました!

ぜひ知ってもらいたい、便利で役立つ情報がたくさんありますよ!

港町児童センターとは?

港町児童センターは、平成13年4月1日から名瀬市(現在の奄美市)に委託され、名瀬市立(現在は奄美市立)港町児童センター・地域子育て支援センター「わくわくひろば」として開所しました。

児童福祉法に基づく児童厚生施設で、児童に健全な遊びを提供して、健康を増進し情操を豊かにする施設です。

また、子育て支援センターでは、子育て相談に応じたり、育児サークル支援や、地域の子育て家庭に対する育児支援を行っています。

お買い物やお散歩のついでに、気軽に立ち寄れる子育てサークル「たんぽぽ」も、週1回、毎週火曜日に行われています(長期休み期間中はお休み)。

朝から夕方まで賑わう施設

午前中は乳幼児の親子、午後からは小中高生と、1日通して子どもたちの集う場所となっている港町児童センター。

小さい頃に遊びに来ていたことがある子が、小学生や中学生になってからも遊びにやってくることも多いとのこと。

小中学生は2階で卓球をしたり、高校生は1階で勉強をしている子もいるそうです。

そんな子どもがたくさん集う「港町児童センター」、実は、高齢者の集いの場所にもなっています。

「港町ハッピー会」という、地域の高齢者の方々の自主的な「体操教室」が、月2回行われています。

港町児童センターは、赤ちゃんから高齢者まで、みんなに親しまれている施設です。

明るく優しい先生との「わくわくひろば」

「わくわくひろば」では、子育て講座や育児相談、一時保育、自由来館(遊びの部屋)、図書の貸し出し、先生と遊ぼう、おはなし会などの子育て支援をおこなっています。

子育て講座

子育て講座は、港町児童センターの先生方が、月に1回、港町児童センター2階で開催しています。時間は10時30分からです。詳しいスケジュールは、電話にてお問い合わせください。

絵本の読み聞かせやふれあい遊び、リズム遊び、わらべ唄、クリスマス会などの季節行事があり、親子一緒に楽しめる講座です。

時には、港町児童センター近くの保育所と交流しながら一緒に遊びます。

一時保育

ママ・パパの急なお仕事や所用、緊急時などに預かる一時保育も行っています。

対象児は1歳から就学前児で、預かる時間は8時30分から17時30分です。

1時間単位での預かりとなり、料金は1時間300円。1日前までの予約が必要です。(TEL:0997-53-5900)

持ち物は、着替え数枚、ハンドタオル、水筒、紙おむつ(必要分)、おしり拭きなどです。12時から13時を含む預かりの場合は、昼食を準備してください。

※長時間利用、月極利用の際は朝仁保育園の一時保育(ひよこクラブ)を勧めています。併せてご利用ください。

自由来館OK、絵本の貸し出しもあり

港町児童センターは9時から17時30分まで開いていて、自由に来館できます。

1階は小上がりになっている和室とビニル床に分かれたお部屋です。手作りのおもちゃや絵本が置いてあり、親子でゆったり遊べます。

1階にある絵本は貸し出しO.K!港町児童センターの先生に声をかけてくださいね。

2階は小さな舞台のある一面ビニル床の遊戯室です。階段を上がったところに置いてある、とび縄や缶ぽっくりでも遊べます。

なんと竹馬や一輪車まであるんです。

雨の日が多い奄美で、竹馬や一輪車に乗って室内でのびのびと遊べるのはありがたい!

竹馬や缶ぽっくりなど、最近は手に入りにくい懐かしいおもちゃに触れることができるのもうれしいですね。

先生と遊ぼう

子育て講座とは別に、月に1回、「先生と遊ぼう」が児童センターの2階で開催されています。時間は10時30分から。

ふれあい遊びや絵本はともだち、リズム遊び、わらべ唄などの楽しいことがたくさんです。優しい先生方が待っていますよ。

詳しい日程は、毎月発行される「ぽっかぽか通信」に載っています。また、電話でも日程を教えてもらえるので、お出かけの際は確認してから遊びに行きましょう。

おはなし会

おはなし会は、先生方と名前絵本や牛乳パックイス、手作りおもちゃなどを作る会です。

一回のおはなし会で作り上げるのではなく、一年を通して数回にわたって作っていくそうです。

下の写真は、以前作成した「起き上がりミニオン」です。ふくらました風船のうえに、新聞紙などの紙を何重にも貼っていき、形作るそうです。中には起き上がるよう重しが入っています。持ってみると意外としっかりした作りで、壊れにくそう。子どもが大きくなって、遊ばなくなったら飾っておくのも可愛くていいですね。

下の写真は「名前えほん」です。子どもの名前を見開き1ページ1文字ずつ使い、その文字で始まる文章を書いていきます。写真や装飾の貼りつけは自由に。ページ数もそれぞれです。

私も以前、参加させてもらい製作しました。手形や足形も取って、生まれてからの写真を貼って…。とてもいい思い出作品ができました。

今年度は前期(全部で8~10回)、後期(全部で8~10回)に分かれて、牛乳パックイスを作成しました。

港町児童センター1階には、先生の手作りイスがありますので、ご覧になってみてくださいね。

子育てサークル「たんぽぽ」

港町児童センターでは、毎週火曜日に子育てサークル「たんぽぽ」が開催されています。

ママたちの間で、自発的に始まったこのサークル「たんぽぽ」。

毎年、お世話係のママたちが引き継ぎ、入れ替わりながら今まで継続してきたサークルです。

私も過去に数年、お世話係をさせてもらいました。とても楽しかったです!

子育てしているママやときにはパパも参加して、季節の製作やふれあい遊び、お誕生会、茶話会…と、親子で楽しめる活動をしています。

お友だちを増やしたい!子どもと出かける場所を探している!という、まだ参加したことのないママやパパ、とてもアットホームなサークルですので、気軽に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

詳細は子育てサークルたんぽぽのブログでご確認ください!

港町児童センターの施設設備

名瀬の中心街に建つ「港町児童センター」。

2階建ての建物で、隣には小さな公園もあります。

中心街にあり、駐車場は2台分しかないので、公共交通機関か、空いていないときは近隣の有料駐車場をご利用ください。

入口を入ると、左手に事務室兼託児室があります。先生方が「こんにちは~」と優しく声をかけてくれます。

施設内にエレベーターはありませんので、ベビーカーで来館の際は、声をかけて入口付近にベビーカーを置かせてもらってくださいね。

奥の右手は1階遊戯室。手作りおもちゃに絵本が並び、子どもたちがすぐに遊べるようになっています。

入口のつきあたりにはトイレがあります。

女子トイレは和式のみ。男子トイレは洋式があります。

つきあたりを左に曲がり奥に進むと、2階への階段があります。エレベーターはないので、2階に上がる場合は、この階段を使用してください。

2階は1フロア遊戯室1室なので、広いスペースで自由に遊べます。卓球台もあるので、遊ぶのときには先生に声をかけて利用してくださいね。

2階の遊戯室内にもトイレがあります。女子トイレは和式が2つ、男子トイレは和式が1つです。

授乳室やおむつ台はないので、皆さん、部屋で対応していました。

楽しい講座に便利な一時保育、ぜひ利用を!

名瀬市街地に建つ「港町児童センター」。

お買い物や散歩のついでに立ち寄れる、とても便利な場所です。

港町児童センターの「わくわくひろば」では、楽しい講座や便利な一時保育をしています。

主な活動は以下の6つです。

・子育て講座
・一時保育
・自由来館
・絵本の貸し出し
・先生と遊ぼう
・おはなし会

毎週火曜日は、「子育てサークルたんぽぽ」が開催されています。

「児童センター」という名称から、乳幼児だけが対象の施設かと思いきや、月に2回、港町ハッピー会の皆さんが、高齢者の体操教室を開催されていたり、赤ちゃんの頃から来ているという小中学生が遊びや勉強の場にしていたりと、幅広い世代の方々に愛されている施設なんです。

開館した当初から、赤ちゃんから高齢者まで、みんなが集まる憩いの場。

お友だち作りに、少しおしゃべりに、雨の日のお出かけに…便利な港町児童センターに一度遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

 

基本情報

【所在地】〒894-0026 奄美市名瀬港町5-18
【TEL/FAX】0997-53-5900
【開園時間】8:30~17:30
【休館日】日曜日・祝祭日・年末12月29日~年始1月3日
【HP】http://asanihoikuen.com/minatomachi-jidocenter/
【子育てサークルたんぽぽ instagram】https://www.instagram.com/tanpopoamami/

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sunママ

「自然いっぱいの島で子育てをしたい!」そう思って、家族4人で千葉県から奄美大島にIターンして早7年。奄美のあたたかい人たちに支えられて、楽しい日々を過ごしています。 今では10歳、7歳、5歳の母となり、学校行事や地域行事、子どもたちの習い事にイベント参加…と充実の日々。今は少しずつ、おうちでできるライターのお仕事にも挑戦中です。

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